くりっく365とFXの共通の事項の記事一覧

取引リスク

FXには、主に以下のリスクが存在します。
FXを行うときには、これらのリスクについて十分理解した上で取引を行いましょう。

1.価格変動リスク
為替相場は日々変動するので、相場の状況によっては損失が発生することがあります。
また、レバレッジを高めた場合、差し入れた証拠金以上の損失が発生する可能性もありますので、十分な余裕資金を持って投資を行いましょう。

2.金利変動リスク
取引を行っている通貨の金利が変動すること等により、スワップポイントの受取額が減少したり、支払額が増加する可能性があります。
また、取引中の2国間の金利水準が逆転した場合は、それまでスワップポイントを受取っていたポジションで支払いが発生する可能性があります。

3.流動性リスク
相場の急激な変動時等には市場での取引量が少なくなることから、取引を行うことが出来ずに不測の損害が発生する可能性があります。
※くりっく365では、複数のインターバンク市場における大手プレーヤーがマーケットメイカーとして常時売り・買い両方の注文を提示して流動性を供給するため、流動性リスクが比較的少ないといえます。

4.信用リスク
非くりっく365では、取引を行っている業者が倒産した場合等に、差し入れた証拠金等の資産が返還されない可能性があります。
また、業者が倒産した場合には、保有しているポジションの決済を行うことが出来ない可能性があります。
※くりっく365では、金融先物取引法により、業者は顧客が差し入れた証拠金を取引所に全額預託することを義務づけられています。そのため、くりっく365では業者が万一破綻しても、取引所に預託された証拠金を返還することが可能です。
また、くりっく365では、取引所が全ての取引の相手方となることで取引の履行を保証する「清算制度」を導入しています。そのため、くりっく365では業者が万一破綻しても、他の業者を利用してポジションの決済を行うことが可能です。

5.システム障害リスク
業者および取引所のシステム、または投資家、業者、取引所の間を結ぶ通信回線等に障害が発生した場合には、注文発注・執行等が行えずに機会利益が失われる可能性があります。

取引のコスト

外国為替証拠金取引を行う場合にかかるコストは、次のコストを合計したものとなります。

1.手数料(委託手数料)
取引を行う際に業者に支払う手数料です。
手数料は業者によって大きく異なりますので、取引前に各業者の手数料について確認すべきでしょう。
※「くりっく365」では、1万通貨あたりの片道手数料が、安い業者であれば147円、高い業者だと525円と幅があり、手数料無料の業者は存在しません。
これに対し、非取引所取引では手数料を無料としている業者も存在します。

2.スプレッド
スプレッドとは、外国為替レート表示において「110.72-110.75」のように110円72銭と110円75銭というレートの開き(差)のことをいいます。つまり、買値と売値の差ですね。
スプレッドが小さいほど、より有利な価格で取引ができます。
たとえば、スプレッドが常時5銭の業者Aで1万米ドルの取引を行った場合には、このスプレッドによって発生するコストが売り、買いあわせて500円(5銭×1万米ドル)となることを意味します。
スプレッドが常時3銭の業者Bであれば、このコストは300円となります。
※「くりっく365」ではスプレッドは統一されているので、業者による差はなります。

3.スワップポイント
スワップポイントとは、2種類の通貨の金利差のことです。
「高金利通貨の買/低金利通貨の売」の場合は金利を受取ることができますが、逆に「高金利通貨の売/低金利通貨の買」の場合は金利を支払わなければなりません。
スワップポイントの水準は、「くりっく365」では業者にかかわらず一律ですが、非取引所取引では業者毎に異なるため、各業者が公表しているスワップポイントの水準には注意が必要です。

4.所得税・住民税
外国為替証拠金取引で得た利益については雑所得となり、課税対象となります。
課税方法は、「くりっく365」では、申告分離課税(税率は所得にかかわらず一律20%(所得税率15%+住民税5%))、非取引所取引は総合課税(税率は所得に応じた累進税率で、所得税率5~40%、住民税10%)が適用されます。

5.その他費用
業者によっては、口座維持費用、出金手数料等を徴収する場合があります。

レバレッジについて

レバレッジとは、手持ち資金を担保に入れ、それをもとに資金の何倍もの金額で取引をすることを言います。「てこ」の原理を利用するという意味です。
取引業者によって利用可能なレバレッジは異なります。

FXは現物決済ではなく主として差金決済(差額分だけを調整する)を目的として取引が行われます。最終的に買ったものは売り戻し、売ったものは買い戻すという必ず取引を手仕舞うことによって成り立つ取引方法です。
よって差額分だけの決済であることから、預けた額に倍率を掛けた取引が可能となるのです。

※「くりっく365」でのレバレッジは最大で約20倍~30程度
  「非取引所取引」では業者によって異なり、最大400倍のレバレッジを効かせられる業者もある

例えば、「1ドル=110円」の時に、1万ドルの取引をしようとすると、実際の取引金額は、「110円×1万ドル=110万円」相当の円が必要となります。
しかし、FXでは、10万円の保証金さえあれば1万ドルの取引が可能です。
この場合、日本円で110万円相当の外貨を10万円の保証金で取引をすることになるので、レバレッジは110万円÷10万円=11.0(倍)となります。
もちろん、この場合、1万ドルあたりのスワップポイント(※)も受け取れます。

収益方法

FXで収益を得る方法としては以下の2つがあります。

1.為替差益
外貨を「安く買って高く売る」または「高く売って安く買う」ことで得られる為替変動による利益(キャピタルゲイン)。
例えば、「1ドル=120円」のときに1万ドルを120万円で購入し、「1ドル=125円」になったときにその1万ドルを売れば、125万円で売却できるので、差額の5万円が利益となります。(ただし、売買手数料を除きます。)

2.金利差益
高金利通貨で取引した際の金利差による利益、スワップポイントによる利益(インカムゲイン)。
これは、長く続いている日本の低金利により、高金利通貨を保有することで金利差額分を受け取れるという外貨投資ならではの魅力の一つです。
スワップポイントの額は取引会社によって違いますが(預金の金利が銀行間で違うように)、おおむね、1万ドルに対し、1日160円ぐらいもらえます(2007.1.11現在)。
ですから、1万ドルを30日間保有すれば4800円を受け取ることができます。

為替レートとは?

為替レートとは、通貨を交換するときの交換比率のことを指します。

たとえば、1ドルを交換するのに120円を支払ったら、1ドル120円が日本円と米国ドルの為替レートになります。
この為替レートは、各国の経済や政治情勢などさまざまな要因により日々変動しています。

ニュースなどでよく見る為替レートは「1ドル120円50銭-55銭」と表示されていますが、これは為替レートの提示者側からすると1ドルを「120円50銭で買いたい」、または「120円55銭で売りたい」との意味を表しています。
したがって取引する立場からは「ドルを買う場合には120円55銭で買い」、「売りたい場合には120円50銭で売る」こととなります。

ドルを買うときのレート(この場合120円55銭)をAsk(アスク)レート、円を買う(ドルを売る)ときのレート(この場合120円50銭)をBid(ビッド)レートといいます。また、このAskレートとBidレートの差をスプレッドといいます。

円高・円安って何?

「円高」とは「円の価値が高くなる」ことを意味します。 反対に、「円安」とは「円の価値が安くなる」ことを意味します。

例えば、日本の円とアメリカのドルの交換する場合、「1ドル=120円」だった為替レートが「1ドル=125円」のように、1ドルを交換するために必要な円が多くなることを円安(ドル高)、逆に「1ドル=115円」になると円高(ドル安)といいます。

<円高・円安の影響>
円高…輸入するときにモノの値段が安くなり、国内のモノの値段が下がる。一方、輸出するときは外国で日本製品が値上がりし、売りにくくなる。
円安…輸入するときにモノの値段が高くなり、インフレ懸念が生じる。一方、輸出するときは外国で日本製品が値下がりし、売りやすくなる。

外国為替市場はどこにある?

通貨が交換される場所を外国為替市場といいます。

外国為替市場は24時間動いており、ウエリントン(ニュージーランド)から始まり、東京市場、ロンドン市場、ニューヨーク市場と3大取引市場を中心に、世界各地で時間を問わず取引が行なわれています。

市場は時差に関係なく取引されていますので、東京時間帯に取引されていれば「東京市場」といい、ニューヨーク時間帯であれば「ニューヨーク市場」と主に呼ばれています。
市場というと、世界のどこかで取引を行っている建物があるように聞こえますが、取引する時間帯により市場名が付けられているだけであり、現実にはそのような建物はしません。

株の場合と異なり、通貨は銀行をはじめとする金融機関どうしで買いたい人・売りたい人が電話やネットを通じて連絡をとりあい、取引(交換)を行っています。これをインターバンク市場(銀行間市場)といいます。通常、このインターバンク市場を外国為替市場と呼んでいます。そして、わたしたちは、このインターバンク市場に参加している金融機関を通じ、通貨を交換します。この通貨交換を為替取引といいます。

また、わたしたち一般消費者や企業と、インターバンク市場に参加している金融機関との取引を総称して、顧客市場といいます。

外国為替市場は顧客市場とインターバンク市場(銀行間市場)とで構成され、地域や時差に関係なくグローバルに取引されており月曜日の朝から始まって土曜日の早朝まで24時間休むことなく取引され、為替レートは刻々と変動していきます。

インターバンク市場での取引は、主に銀行同士が直接取引する場合と、「日短エフエックス(株)」などの仲介業者(ブローカー)を介して行われるブローカー取引があります。